金曜の朝だったかな?TVでニュースを見ていたら、
ニッポンの優秀な競走馬を海外に売り出したい、と考える方の
特集が短い時間ですが放送されていて、
アジアでは裕福になった方たちがたくさんの競走馬を買い求めて
日本にやってきているという内容。
で後半はその思いとは裏腹に、アジアの富裕層の中には、
私たちにはお金と広大な場所がたくさんあります、
しかし技術がありません、ですから私達の国へ来て技術供与してくれませんか?
という打診にこれは困ったな、、、という内容でした。
本田宗一郎の「俺の考え」という本を大事に持っています。
日本のモーターファンならば、必ず一読したい内容ですが、
やはりすごいのは、たしかに戦後の日本は全てのものがものまねから
始まったといわれても仕方の無い状態だったかもしれませんが、
なんとか世界の頂点をとってやりたい、という強い意志で
自分たちの切磋琢磨、トライアンドエラーで技術を磨いて
それを実現してしまったことにあると思います。
そして世界有数といわれるオートバイ、自動車メーカーと
肩を並べるレベルになった、それ以上になったということです。
お金で買い占めてしまうだけなら簡単な話ですが、
素晴らしい技術を根本から作り上げ続けている、という事は
我々日本人にとって素晴らしいことだなと思います。
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2012年のF-1最終戦を待たずして、カムイ選手のシートが
なくなってしまう事が確定したようです。
現状のF-1では日本のスポンサーロゴを見つけることも
やや困難になってきていまして、
もちろん、コンストラクター、エンジンサプライヤーという立場からも
遠ざかってしまっている状況、、、
実質思い浮かぶのはスズカとカムイの2つのキーワードぐらいか。
古くからワールドワイドスポーツである自動車レース、F-1では
そのロゴたちが現在の潮流を表しているともいえるでしょう。
利益云々はあるとは思いますが、このまま日本メーカーやスポンサーが
撤退したままで、国際競争できていない?状態が続くのは悲しいです。
明日は最終戦ブラジルGP、カムイの熱い走りに期待しましょう!