昨日の最終戦F-1ブラジルGP、予想通り物凄く大荒れで
スタートからフィニッシュまで、全く目を放せない展開で、
まさにシーズン史上最多戦となる20戦の結末にふさわしい内容となりましたね。
ちょっとすごすぎて、まさに手に汗握るという具合、
観ている方がハラハラしてしまう内容に終始しました。
ベッテルの3年連続ワールドタイトル、惜しくも敗れたアロンソ、
もちろんドライバーの技量だけではないのですが、
空力の申し子製作の最速マシンを操る若き天才ベッテルよりも、
失速する跳ね馬をなんとか前へ前へと
押しやるアロンソの姿に私は心を打たれました!
エンジン不調で入庫だったPA32のセフィーロ、
ダイアグコードチェックすると点火一時信号とノックセンサー信号。
V6の一気筒が失火しているようです。
今回の原因は、2番シリンダーの白金プラグにありました。
外部診断機をつないでパワーバランステスト、
2番シリンダーのみが回転落ちが少ない結果に。
でエンジンをかけながらプラグカバーをめくって眺めていると、
パチパチ火花が飛んでいるのが確認できます。
プラグも2番だけ茶色?というか錆っぽい?というか。
他のは皆白く焼けています。
試しにコイルを入れ替えてやってみても、パチパチリークするのは2番だけ。
白金プラグの寿命を迎えたんでしょうね。
コイルやインジェクターは問題なし、試運転も良好、ありがとうございました!