
お盆休み前からお預りだったRK1のステップワゴン、
ちょっとした接触だったんですが、
大きな外装修理になってしまって、、、
最終コーナー辺りで、取引先からヘルプの電話、
左スライドドアのパワーウィンドウが昇降しないんです、と。
取り付けた直後は下端まで下がったそう。
工程上パワースライドドアは脱着されており、
スライドドアはオートで開閉できる。
ウィンドウは運転席、左リヤ共に操作に対して無反応、
左リヤ以外のウィンドウはどれも正常に動く。
つないだ診断機でアクティブテストするも反応なし。
結果的には下側のスライドドアレールに沿うように設けられた、
ハーネスのカプラー部分、
元々しっかりとグリスアップされているせいもあって?
作業中に溜まった研ぎ汁や切粉などが悪さをして、
導通不良を起こしていた模様。
ここを清掃してグリスアップしてやると、ウィンドウは動くようになった。
が、今度はスライドドアがオートで開閉できない、、、
手動でもピーっという警告音とともに一瞬止まる、、、
でも無理やり開閉できなくもない、、、
あれこれ考えて調べてみるも、しばらく時間が経過する、、、
再度診断機をつないで異常コードがないか?
ありました、B2030とB2038。
作業中にキーオンで配線をあれこれ触ったため、
ドアの全開全閉の学習もリセットされてしまい、
エラーコードも入ったせいで、ドアの初期学習ができなかったんですね、、、
いったん消去して、手動でもう一度ドアの全開全閉をしてやると、
学習されてオートで開閉できるようになりました、、、
最後に脱着の際に切れてしまっていた透明フィルムを交換、
はぁ~長かった、、、やっとお渡し、ありがとうございました~!