エンジンとブレーキの不調で電話のあったL950SのMAX、
何とかこちらまで走行していけそうと言われましたが、
ブレーキがきかなくなるともおっしゃったので、
大事をとって引き取りに行きました。
エンジンは普通にかかり、動かしても問題はなさそう?
念のためダイアグコードをチェックすると、
P1349のVVT制御系統に問題があったそうな、、、
いったん消去して、最終的な悪い部分は何となくイメージしながら、
基本的な点検から始めました、
というのもしばらく入庫がなかったので。
エンジンオイルはそこそこ交換されているようで、
走行距離からすれば悪くはない、量もOK。
ただヘッドカバーのプラグシールが弱って、
プラグホール内に侵入していっている、、、
スパークプラグとヘッドカバー、エンジンオイルとフィルター交換。
ヘッドカバー内もきれいではないが、ぎとぎとでもない、
オイルラインが詰まっているという風でもなさそう。
オイルコントロールバルブはしっかりきつね色だが詰まりはなし。
異音の出ていたクーラーベルトも交換していったん試運転に。
工場を出てしばらくは調子が良かったが、
勢いよく加速してアクセルOFFした後、ブレーキペダルに足をのせると、
あれっ?なんかおかしいぞ?マスターバックが効いていないような?
その後はブレーキペダルをかなりの力で踏まないと、
クルマが止まらない状態に、、、工場に戻ってPレンジに入れると、
ブーッン、ブーッン、ブーッンと勢いよくハンチングが始まりました。
どこかでエアーを吸ってるようなイメージです。
しばらくするとハンチングはおさまりましたが、、、
最終的に出てくるのがOCV、オイルコントロールバルブ。
DVVT、ダイハツバリアブルバルブタイミングを切り替えるために、
オイルラインに仕組まれている大事な部品です。
油路は詰まっていないものの、
おそらく内部で切り替えられなくなったのでしょう。
これを交換して再度試運転に、以降症状は出なくなりました。
今回わざと症状を出すためにOCVをそのままにしてみました。
悪い時の状態も体感しておかなくてはいけませんからね。
しかしエンジン不調だけならまだしも、
ブレーキのマスターバックが壊れたのか?と思わせる症状は、
ちょっとびっくりでした。お客様の訴えは正しかったですね!
ありがとうございました!


