昨日で入庫もとくになくなりまして、
お店も今日までの営業となります。
今年最後の不具合であろうH81WのeKワゴンは、
オートマの不具合、車速がゼロで停止している状態から、
発進しようとしたら、アクセル踏むもどうもスピードが乗らない、、、
またクリープ現象も起きていない、
シフトレバーをローに入れてやれば1速発進できるが、
Dレンジではおおむね3速で走行しているよう、
勢いよくアクセルを踏みつけると一瞬2速にダウンシフトするが、
すぐに3速に戻り、スピードに乗った状態からシフトレバーを3→2は減速するが、
2→1はダウンシフトできない、というような状態。

この車両は3速ATなので、よくある4速のバルブボディーの不具合とは
ちょっと違うんじゃないかな?と思いながらたまたま下取りにあった
F3AのAT型式のものと組み替えてみましたが、症状は改善されません。
てれこに組んでみたもう一台はスムーズに走行しました。
またこの頃のATは電子制御されておらず、油圧制御によるものらしい。
もちろん診断機による自己診断機能などは備わっていません。
当然適正な油圧があることが前提なわけですが、
アクセルワイヤーによる機械的なアクセル開度と
AT内部のガバナーバルブによる車速の検出による2つの主な情報で、
変速制御している構造のようです。
アクセル操作によるバルブボディーの油路切り替えは問題ないので、
残った方を、分解して辿り着いたガバナーバルブを取り出すと、
3個のうちの真ん中のリングを保持しておく溝が削れてなくなっています。
削れてなくなりかけたシャフトの残りの輪がぶらぶらしていて、
リングが正規の位置からするんとスライドしてしまっています。
ここが原因だということは確認できましたね。
ちなみに写真でも解る通り、AT内部は正直大変きれいです。
まだ走行35000キロも納得できる、、、のですが、
まだ早すぎると思われる症状にがっかりです。
部品もお休みだし、費用もそれなりになりますし、買い替えの検討も。
いずれにせよ修理は完了できません。
お正月を前に少し残念な形となってしまいましたが、
ゆっくり落ち着いて考えましょう。