先だってオイル切れでエンジンロックしたDA64Vのエブリィバン、
どうされるかしばらく放置していましたが、
ただ車検に来てくれた他の1台が、とても合格を出せる状態にはなく、
丁重にお断りさせていただきました、、、
その車両とエンジン積み替えてほしいと言われたのですが、
たまたまその時に3万キロの中古エンジンが見つかって、
エンジン降ろすのも一回分助かるし、走行も少ないし、
できればお任せでそうさせてください、の流れ。
昨日今日と作業が空く段取りだったので集中できるかと思いましたが、
嬉しいことにあれこれと来て下さって、
正直思うようにはいかなかったのですが、
積み替えてエンジン始動まではこぎつけました。

クランクがロックして工具で回せないので、
トルクコンバーターはドライブプレートに付いた状態でオートマを分離、
ドッキング時はトルクコンバーターをオートマ側のメインシャフトに
きっちりとはめ込んでから合わせます。
はまっていないとエンジンとぴったり合いません。
無理やり締めこんでいってはダメですよ、、、
中古エンジンはリビルトエンジンと違って、付属品が諸々付いてくるので、
作業も比較的スムーズだし、それがスペアパーツ的な要素もあるので、
費用的にも大変助かります。
最後にエンジンオイルや冷却水を忘れず注入、
LLCはKTCのクーラントチャージャーで真空引きして一気に充填しますが、
そのままだと真空引けないので、バイパスホースをピンチオフします。
その後規定のエア抜きバルブ要領に従って再度エア抜き。
頑張ったけど今日はここまで、来週試運転に出て再チェック、
ブレーキやタイヤ周りも点検してのお引渡し予定です。