ＪＦ３

今日で年内の通常営業は最後となりました。
出勤途中に見上げると、それはきれいなうろこ雲、
暖かくもないが寒すぎる事もなく。

当て逃げされたＥ１２のノート、
何とかリヤバンパーのみで済んだ形、
バックドアも淵折れしていたが、軽く磨いて修正。
年の瀬に不必要な出費でしたが、
年内の作業に間に合いました。

外装修理で長期のお預かりだったＪＦ３のＮ　ＢＯＸカスタム、
見た目よりも損傷が大きくて、
結果的にバラバラになってしまった工程を経て、
何とか路上復帰するところまで漕ぎつけました。
当方では足回りやエンジン／ＣＶＴ、
インストルメントパネルなどの内装などの脱着を、
右フロントメンバーの修正をしてもらうのに必要でした。

 

 

クーラーガスは作業前に事前に回収、
エンジン脱着はＣＶＴと一体で前方へ引き抜く形で、
ドライブシャフトはインナージョイントをミッション側に残したまま、
エンジン／ミッションレスになった状態の車両を、
外注先まで往復するのが難、タイヤは転がるように組み付けるも、
ハンドルロックかかってしまうので、
フロントタイヤは真っすぐな状態で押したり引いたり、
積載車に乗せるのも一苦労です。
外注先で右フロントの足回りをはじめ、
インパネやステアリング、ブレーキブースターやマスターシリンダー、
ＡＢＳのポンプやバルクヘッドのヒートインシュレーター、エアコンパイプ、
ヒーター／クーラーユニット、カーペットなどを一式取り払いまして、
切った貼ったの溶接などの準備完了、
ところが、スポットのキリが切れず大至急用立てて！
と相談を受けるも、それが金曜日の夕、
やっぱりホームセンターのキリでは役に立たず、、、
鉄工所のお客さんに借りたキリでも切れず、
配管工の友人に聞いたら、ハイスと書いたものを買うように言われ、
ダメもとで近所の金物屋さんに行ってみたら、
かなり旧そうなパッケージはイシハシ精工、ハイスと書いてある。
後で知ったがスポットドリルを購入するんだそうな。
ピットワークで手配できる、もちろん取り寄せだが、、、
このハイスのキリで作業を進めることができまして、
メンバーが直った状態で、折れていたブレーキパイプは新品に、
足回り、内装などをどんどんと組付けていって、工場へ一旦帰還、
エンジン／ミッションをドッキングして冷却水、クーラーガスチャージ、
エンジン始動してサイドスリップテスト、
トーインはやや狂ってはいたものの、振り切るくらいではなく、
調整は一発でいいとこ出たので再び外注先へ。
傷んだ部分全体の塗装に入ってもらって、仕上がってきました。
試運転に出るとトーインやステアリングセンターなどは問題がなく、
びっくりするくらいにあっさりと走るので、拍子抜けしました、、、
工程上ダイアグコードは大量に拾っているので、一つ一つ消去、
ここでどうしても残るＢ１６６０の車内フロントＬＦアンテナライン断線、
ここのカプラーの接続ミスがあって手直し。
お預かり間に弱っていたキー電池は交換、
またＭ４２Ｒのバッテリーもエンジンレスの間に充電しておきました。
あれこれ書いていくと書ききれないが、年内はいったんここまで、、、
とにかく大型難案件×２の内、一つは見通しがついたので、
少しだけ気持ちが楽になりました。
そんなこんなで明日は午前中に大掃除をして、
昼前には終わる予定です、悪しからずご了承下さいませ！