今月は月初の大きなつまづきから始まって、
かなりの日数を要してしまいました、、、
こういう時は忍耐強さが求められますが、
かと言ってじっと立っているわけにもいきません。
こんな状態になったタイヤが私の心境かな、、、
それまでに、気をつけなさいよという兆候はありました。
6月に2台仕入れた中古車の1台が、
まさかのオートマ不良の車両で(リストに書いていない)、
最終的にはクレーム扱いになって、
金銭的には事なきを得たとも言えますが、
それにかかった労力や心理的な負担を考えたら、
かなりのマイナスと言えます、、、
そうして9月はまた空いてしまうかも?だから、
何かアクションしないとと思って仕入れたL375Sのタントカスタムが、
まさかのエンジン異音大(これもリストに書いてない)、
そして今回はクレーム対象外、あちゃーって感じで、
毎回多少の手入れは見込んで購入してますが、
エンジンダメってなると相当ダメージきましたよ、、、
サンクコスト(コンコルド)の誤謬ってのが頭によぎって、
どうしよっかな?ともやもやするも、
やっぱやるしかないよな?と思い、
異音の原因だと思われる、ピストンピンをゴールに据えました。
これが逆に空いてしまった日々の埋め合わせになったとも言えますが、
Sメカは粛々と進めてくれて、無事に完成、
エンジンは静かな状態を取り戻しました。
シリンダー外壁の2、3番からよく聞こえる?スラップ音、
エンジンは降ろさず、ブロックを車両に残す形で作業。
ヘッドボルト緩めるのに専用ソケットの手持ちがなく手配、
ピストンピンは3本ともに摩耗が顕著で要交換、
ピストンリングとオイルリングも役目を果たせていない状態。
クランクとシリンダー自体は問題なさそうで、
ピストンとピストンピンはセットで供給、
ピストンリングも3つセット、ガスケットセット手配、
エキゾーストバルブは6本交換、
カムを載せてバルブクリアランス測ってくれてのシムは5つ取り寄せ。
作業しやすいように、外していたコンプレッサー装着、
冷却水のエア抜きしながら、真空引きしてのガスチャージ。
試運転を終えたら、凹んでいたバックドアと左テールランプを、
用意していたリサイクルパーツで交換、
ナビは手持ちのものでまだ使えそうなものと換装。
仕上がってみると、見違えるほどよくなりました、、、、そりゃそうか?
言い訳ですが、Sメカの経験値をぶつけることも出来たし、
本来はこんな仕事が好きだろうし、達成感もあるし、
まだまだ出来るぞ!という自信にもつながるだろうし?
忙しすぎたらこんな事する余裕ないし。
とまあ長くなりましたが、1台不意にせずに済んだかな?という感じで、
L375SのタントカスタムRSターボの中古車顛末記、、、
あとはどなたかにご縁がございますよう!