右フロント足回りよりゴトゴト異音のKCH40のレジアス、
ショックアブソーバーが油漏れを起こしているため交換ですが、
いわゆるストラットタイプの抜けによる底突きのような
ゴトゴトではないです。
異音はサスペンションのボールジョイントのがたと判断、
ロワーはボールジョイントのみ供給がありますが、
アッパー側はジョイントのみ供給はなく、
アッパーアームASSYを交換する事になります。
トーションバー(ねじり棒)式のサスペンション、
棒をねじった反力を利用しているのですが、
この反力を生むために強力な力でネジを締め上げられた状態で
車両に装着されています。
この締め上げ、緩めの作業がトーションバーは大変なのですが、
緩め作業開始から格闘することしばらく、
バキンっという大きな音とともに、急にナットが軽くなりました。
あっ、折れたな、、、
折れ切ってはいないものの、完全に伸びてる感じ、
もういくらか回せば、ボルトが勢いよく飛ぶだろうと予測できます。
これもいい経験、、、あれこれ考えて安全に無事にリリースできました。
アッパーアームはエンジンルーム側から作業、
ボールジョイントは上下いずれも固いのであの手この手で。
折れたトーションバーのアジャストボルトは、
運転席を取り外してカーペット下のサービスホールから交換、
これだけでもかなりの遠回りでしたが、
作業後は走行距離から考えられないくらいに、
静かな足回りを取り戻せました。
ありがとうございます!