お天気に若干翻弄された感のある3連休でしたが、
みなさまはいかがお過ごしになられましたでしょうか?
私はお休みだった一昨日の日曜日、
岡山国際サーキットで行われましたティーポオーバーヒートミーティングに!
あらゆる自動車のファンが集うとっても大きなイベントです。
今年もバトルロイヤル60耐久にエントリーさせていただきました。
眠い頭を揺らしながら朝4時出発、
お天気が心配でしたが、明け方の美作路は大丈夫そう。
5時40分からのエントリー受付を済ませてクルマの準備、
すぐに続くブリーフィングついでにパドックをうろうろ、
気が付けばカラフルな車両たちでパドックが華やかに!
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ブリーフィング直後からレース形式の予選が始まり、
快音がサーキットを包み始めました。
私も遅いながら無事にトラブルもなく午前中の予選を終了、
その後の走行会を横目で見ながら夕方4時の決勝までひたすら待ちます。
3時前頃?のスタートだったバトルロイヤルスプリント、
大変見応えのあるフェラーリ、ポルシェ、そしてトゥデェイの決戦までは
お天気はもっていたんですが、ヒストリックトロフィーが始まる頃には
ちょっとずつ暗くなってきて、、、
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この後スタート前のパレードラップをこなしてグリッドに整列したあたりで、
とんでもない雷雨が襲ってきて、グリッドに静止したまま中断、、、
ホームストレートもピットレーンもみるみるうちに大量の雨。
可愛そうだったのはハードトップを外した状態だったMGB、
バスタブみたくなっちゃったんじゃ?
だいぶ長く感じましたが、しばらくして雨が小降りになったところで、
グリッドについたクルマ達がピットに戻されることに。
それでも雷は鳴り続けているし、また雨が落ちてきたり。
スタートが遅れて1時間ぐらいでしょうか?
イベントの消化できていない残り3レースに出場予定の方が、
ブリーフィングルームに集まるよう指示がありました。
せっかくエントリーしたレース、なくなっちゃうんだろうか?とか
色んな不安が交錯しますが、運営サイドは大変だったとも思います。
でサーキットの終わりの時間も決まっているし、と出された案が、
残りのスプリント2レースは決勝8周を5周に、
60分耐久は45分レースに、ピット回数を2回から1回の義務に変更、
というものでした。皆さんレースが継続されることに喜んでいました。
その後はいそいそと準備がすすめられ、ウェットの路面の中、
大迫力のヒストリックトロフィー、アバルトスコルピオーネが終了。
そして緊張のスタートがせまってきました。
もちろん私は後方からのスタートとなるわけですので、
スタートの混乱にならないよう、慎重にスタートしました。
レッドシグナルアウトでアクセル全開、するとそのストレート上で
すでに黄旗が左右に振られています、と思ったらガランガランっと
何か?を踏んづけました。パーツだったのか?
初めてのウェット走行、後方からの納豆走法で丁寧なアクセルワークと
ハンドルを心がけてひたすら走ります。
各車濡れた路面でカウンターの嵐で、とくに2コーナーが難しい、、、
TVでF1観てる時なんかは雨だととっても面白いけど、
実際に走るとなると相当難しいです。
オフィシャルの旗の合図もかなり頻繁に出ていて
前のクルマが滑り始めて廻りだす瞬間などはスローモーションのよう。
中盤路面がだんだん乾いてきて全開区間がだんだんと現れます。
各車ペースも上がってきたなぁ、と思いながら25分経過あたりでピットイン、
ピットアウト直後にまた強めの雨、
登りのダブルヘアピンではトラクションがかからずズリズリ、
滑りやすい路面を示すオイル旗は出っ放し、スピンしてしまう車両も多めなような?
で後半バックストレートエンドのヘアピンで突然ワイパーがストップ!
あれっ?とアクセル踏んでも加速しない?あれれ?とアウト側の芝生へ、
リタイヤか、と頭をよぎるも冷静になってもう一度イグニッションオフからスタート、
するとエンジンはブルンッとかかって芝生を滑り降ります。
うまく集団に邪魔せずに復帰、その後も頑張って走り抜けます。
途中危ういハーフスピンも何度かありましたが、無事にチェッカー!
オフィシャルが手を振ってくれて、完走できた喜びでいっぱいに!
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レース後、雨の上がったパドックは皆片付けに追われています。
最終コーナーからコースを臨むとファイナルパレードにたくさんの車両、
イベントの時間がかなり押したのにもかかわらず、
みな待っていたんだ!と感心しました。ホントクルマ好きな人ばっかですね~。
大変楽しい夏の思い出を作ることができました。
ありがとうございました!