エンジンがかからなくなる、と依頼のRA1のプレオ、
前に修理した時と同じ感じだから、
同じ部品注文しておいてくれたら、入荷次第行きますとの事。
その部品というのはイグニッションキースイッチ。
クレーム対象だった期間を含め、今までに2度交換しています。
でも今回は前回から2年とそんな昔でもない、、、
とりあえずお客さんの気が済む方向で発注、
普段は奥方が乗っておられ、コツはつかんでいたそう、
主人はエンジンがかけられず、修理に来ようとしたが来れず、
奥方が帰宅されるのを待ち、そしたら一発始動?して無事入庫。
お話聞いてるだけで???な感じ。
工場内でキーをOFFにしたプレオはその後うんともすんとも言いません。
で試しにキースイッチ交換してもエンジンはやっぱりかかりません。
で何かなぁ?となっていくわけですが、
キースイッチ単体をIGキーシリンダーから外した状態で
マイナスドライバーで回してやるとエンジンはかかってくれます。
でも回ってくれるポイントがあって、
あまり強くドライバーを回すと、スターターのピストンが飛び出た状態で
カッとストップしてしまいます。
奥まで回さず軽くひねった辺りがポイントのようです。
IGキー単体での接点が合えばしっかり回ってくれるのですから、
スターターモーターの疑いはなくなります。
IGキーシリンダーにキースイッチを取り付けてしまうと
エンジンがかからなくなる訳ですので、
キーシリンダーにキーを挿してスタート位置まで回す角度と、
実際のそれとが合っていないということになります。
これはキーシリンダーが痩せてこうなっているのか、
はたまた当時のスバルの部品の精度が出ていないためなのか解りませんが、
キーシリンダーのスタート位置とキースイッチのスタート位置を
うまく合わせて加工してやる必要があるようです。
結局ビス止めされる穴を楕円にしていって芯をずれるようにし、
またキースイッチ本体の位置決めとなるよう付けられた凸をやすりで落とし、
うまくエンジンがかかる位置を出して固定。
なんとか解決できました。
これはキーシリンダーASSYを交換しても直るかどうか解りませんね?
その後やはりイグニッションキーシリンダーASSYを交換することにしました。
使っていく過程でどんなふうになっていくのかわかりませんが、
スイッチのみの供給は望ましくないかもしれません。
今後はASSY交換で対応したいですね。