今日は梅雨明けを思わせるピーカン、ホント暑かったですね!
連休明けの今日はたくさんの入庫で忙しい1日となりました。
ありがとうございます!しっかり遊んだ分仕事にも精が出ました!
私達はお休みをいただいた15日の日曜日に、
岡山国際サーキットで行われた、夏の到来を告げるイベント、
ティーポオーバーヒートミーティングに参加してきました。
チーム035?としては例年通り3台で、今年は初めてピットもレンタル、
だんだん慣れてきた証拠!つらい日差しも心配ナシです。
私自身はティーポに行くようになって5回目、
今回は思い切って初めてレース形式の走行枠に参加、
速く走れないのはわかってはいたのですが、一度レースの雰囲気、
ティーポの雰囲気にどっぷりとつかってみたかったのです。
マラソンのように完走目標というのがありますので、60分耐久をチョイス、
ここ何年かは15台程度の台数なので多少ペースが遅くとも、なんとか邪魔にならずに
走れるんじゃないか(この読みは外れて実際はなんと30台のエントリー、スミマセン!)
またレース形式は上手な方が大抵エントリーなので心配ないんじゃという判断。
車両は生まれて21年の年月をほぼノーマルですごしてきたユーノス、
シートの交換やロールバーや消火器、4点式ベルトなどの基本的なとこだけ。
ノーマルアルミにRE-11で気分的には当時のメディア対抗4耐ルック。
私にはエントリーフィーを用意するのがやっとです。
朝は3時に起床して支度、トラックの運ちゃんで深夜ラジオ全開でいざ西へ、
しかし深夜ラジオって面白いですね~、先日BSでみた「ラジオの時間」が
思い出されてちょうどいい感じに緊張がほぐれます。
5時過ぎに到着してから受付やらブリーフィングやらクルマのチェック等々、
そうこうしているうちにスプリント、ヒストリックと予選が始まります。
ブリーフィングではティーポの方の、「みなさん、あくまで遊びなんで!」
と誘った笑いとは関係なく、早速イエローのポルシェが派手な接触痕を残して
修理に追われていたり、飛び出したビートルやザウルスが修理していたり。
みんなめっちゃマジやん!と恐れながらも耐久の予選開始、
勢いよくピットから飛び出していく方たちの走る気満々の妨げにならないよう、
少しパドックで待機することに、とタイムアタック開始となる1周目の最終コーナー、
いきなりストーリアがコースアウトしてひっくりかえって回転しまう大事故、、、
スタンバイしたパドックの車内からその光景が飛び込んできて、一瞬えっ???
イエローでスピーディに回収作業が始まり、再度深呼吸してコースに出ます。
ちょうど前半アタックした車両がはけていくタイミングでなんとか周回、
しかし今度はバックストレート前のアトウッドで2台がコース中央でのスピンに遭遇、
これで気を取り直せず、最後はビートルの左バンクから出てきたオイルに
もろにのってしまいました、、、やっぱそんなに簡単なもんじゃぁないです。
その後は、メンバーの走行会の時間、いずれもベストタイム更新で嬉しい感想。
お二人とも、お見事でした!冊子の写真に採用されて気合入っちゃった?
お昼にはフェラーリF1やアップガレージ86のデモランなどなど、
常連のTさんやマイファミリーも応援に到着してくれて、
サーキット内もたくさんの人で賑わっていました。
賑わいを横目で見ながら決勝前のブリーフィング、
ティーポの方の「笑顔で帰りましょう!」の一言にそうだね納得。
でフルグリッド大盛況のスプリントトロフィー、ヒストリックトロフィーと進み、
いずれも素晴らしい快音で素晴らしい勝負、ただただすごいなぁの一言!
そしてどんどん緊張がはりつめてきて、いよいよグリッドにつくためコースイン、
グリッドは2台の棄権と一人のいい人に助けられてなんとか最後尾は回避、
でも事実上最後列からのスタート。コースアウトもいけません、
マシントラブルで他車やコースに迷惑をかけてもいけません、
とにかく1時間後の完走を目指します。
初めてのグリッドスタート、シグナルOFF、やっぱうまくいきません、、、
でも始まったからにはアクセル踏まんと引き返せません、、、
数週回るとトップの車両がすでにラップしに襲ってきます。
ストレートで抜かれるのは問題ないですが、コーナー区間ではうまくやるのが難しい。
でミラーを気にしすぎて2速でレブリミット当ててしまい一瞬ひやっ、、、
なんとか最初のスティントの20分を走ってピットイン、水分補給とクルマのチェック。
第2スティントは今までに経験した事のないタイヤからの異音とバイブレーション、
モスSからバックストレートエンドまでがとくに酷い。
また初回のピットイン時にやや水温が高かったので気持ちが抑えになってしまった。
40分辺りで2回目のピットイン、エンジンルームは問題なさそう、
タイヤが拾ったゴムでステアリングがこんななるんだと理解して最後のスティントヘ。
この時間には気温が下がってきたのが分かるぐらいに、
しかしコース脇には残念ながら止まってしまう車両もちらほら。
なんとかクルマはもちそうなので遅いながらも全力で走り抜けます。
最後のスティントは自分自身でも分かるぐらい力が抜けて楽しめました。
1時間後のチェッカーを無事に受けるとオフィシャル全員が手を振ってくれています。
ピットに戻ると達成感でいっぱいに、ノンアルコールで乾杯して帰路につきました。
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今回また一つ、新しい経験を手に入れることができました。
本当に楽しかったです、本当にありがとうございました!
ティーポオーバーヒートミーティングの、モーターファンのさらなる発展を願って!