ホイルのガタ点検でよくあるのが、フロントサスペンションのロワーアームの
ボールジョイント部分、ここががたがたしている車両は一昔前では普通でした。
また当然の修理箇所でもありましたね。
クラッチ板がいつかは磨り減ってしまうのと同じことです。
この度、CT系のワゴンRは、そのボールジョイントを点検費用を
メーカーが負担して点検を促すようになっています。
当時あまりに売れすぎてまだまだ実際にお使いの方が多いのが現実、
でも年数が経ちすぎて、ガタガタいうまま走っている車両も多いのでしょう。
それはクレームではなく、経年による不具合だという認識が必要です。
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たまに入庫するCTはリフトアップしてガタの有無のチェック、
先週の車両はガタはありませんでしたが、ブーツの破れ。
破れた状態で使用を続けると、封入してあるグリスが出てしまい水分が混入し
ボールジョイント部分に錆を発生させ、最終的にはボールジョイントが外れてしまい
走行不能になってしまいます。恐ろしい、、、
タイヤがタイヤハウス後方に食い込んで動けなくなっている車両って
以前は見かけることもあったんですけどね、、、
修理費用はお客様負担となりますが、安全な運行には必要な部位です。