寒い寒い冬の日々、春を待ち遠しく思う頃に、
私には必ず口をついて出てくる唄があります。
遠い遠い遥かな道は~で始まる(銀色の道)、
小学校の時にもらった手のひら大の小冊子、みんなの歌の中にありました。
表紙絵がたしか可愛らしいねずみが風船にぶらさがっていたような。
この歌がものすごく励みになって、
ふさぎこんでしまう時でも、頑張ろう頑張ろうと思わせてくれます。
クルマの仕事をしているせいか、カーラジオをよくつけます。
自分の車を運転するときもCDやMDなどを持ち込んで
好きな曲を繰り返し聴くという事はあまりせず、
FMをONしてそこから流れるその時々の選曲やラジオDJの話などに
興味を惹かれます。ちょうど偶然通った新しい道で素敵な景色に出会うのと
同じような感覚で、その時その新しい音楽に出会ったのも素敵な偶然だな
なんて考えるようにしています。
かれこれ遡れば、学生自分の阪神大震災後に聞くようになったFM、
89.9のKISS FM KOBEからは、
当時励ましのメッセージや元気を送る音楽でいっぱいでした。
先週の大地震後もその時以上にFMの向こうからは、どんどんと
応援、励ましのメッセージやこんな状況下でもふさわしいと感じさせる
音楽が次々と流れてきており、ラジオDJがメッセージを読み上げる度に、
励ます側にいなければならない立場であるのに
逆にこちらが励まされてるように感じてしまいます。
一日も早い復興を望みます。