車検で入庫のMCR40のエスティマ、
走行距離もゆうに20万キロを越えており、タイミングベルトも気になるので、
できれば早めに入庫したいとの事で、なんとか代車を都合して作業。
タイミングベルトは比較的良好な状態でした。
油圧テンショナーとベアリングは同時に交換、
タイベルは痛い目に合った事のある方はこちらが思ってるよりも、
必要以上に気になされます。実際10万キロ行くまでに切れるものもありますもんね。
V6FF横置きですからもちろんスペースは狭いですが、
その作業スペースあたりにオイルが漏れてきている形跡があります。
パワステのオイルポンプからなのか右バンクのヘッドカバーからなのか、
V6FF横置きの場合は非常に見分けるのに苦労するのですが、
(トヨタのパワステオイルは赤でないのでわかりずらい、
また両方から漏れが大の時もあり)
今回はポンプを手でくるくる回すとしたたり落ちてくるので、リビルト品に交換。
ヘッドカバーからは滲みはありますが、予算の都合で今回はパス。
早く入庫したかったのはこのオイル漏れが急にひどくなったせいもあったのかと。
一連の作業、やれやれといった具合で最後の完成検査時に、
ブレーキテスターでパーキングブレーキを測定すると、
右側のブレーキが全くきいていません、、、再度分解して調整、
左右の制動力の差もぴったりゼロに。
車検の完成ラインがあればこそ発見できる部分ですが、
持ち込み検査などの場合、なんとなくブレーキがきいているからOK的な
仕上がりになってしまいます。最後の最後まで油断できません。
次は目指せ30万キロでしょうか?ありがとうございました!