エアコンONでガラガラ異音で入庫のS200Vのハイゼットカーゴ。
引き取り時には異音は消えてはいたのですが、点検していくと、
オルタネーターが若干斜めに傾いているなぁと。
オルタネーターを固定するロワーボルトとアジャストステーの固定ボルト
両方が折損しておりました。
DSCN4245.jpg
ブロック側の雌ねじに残ったボルトの残りを確実に取り除くため、
念のためエンジンを降ろしました。
スペースがないためドリルは横に入らないし、
縦型ドリルだと力は入らないし、センターは出せないし、
時間はかかるばかりだし、、、
見えてれば、まっすぐ確実に的を狙えますもんね。
固い固い材質のねじのセンターにポンチを打って、ドリルで揉んでいきます。
結果としては割合スピーディに抜けてくれました。ラッキーです。
もちろんボルトとステーは純正品を取り寄せましたが、
封の中に締め付けトルクが云々書いてあります。
でも正直思うにこのボルトだと、締め付けたワッシャーでしか
力を受けられないようになってしまっているので、また折れる可能性は大きいのでは?
もともとオルタ側の穴にはブッシュも何も入っていませんし、
ボルト自体もねじが切っていないオルタを貫通する部分は細い格好になっていて、
ここが細いせいで、自然と隙間ができてしまっています。
ですから使用過程でこの隙間が大きくなっていってオルタ自体の振れが大きくなってしまい、
結果的にボルトが折れてしまうのでしょう。
事実この車両のオルタのロワー側の穴には後方に向かって
つまりテーパー状に広がり、2ミリの誤差が出てしまっていました。
2ミリもぐすぐすでは当然ワッシャーの締め付けトルクだけでは耐え切れないでしょう。
広がった隙間にうまい具合にかませモノを入れて、振れが出ないように対策をして
オルタネーターを装着、エンジンを再び載せて作業完了です。