オートマの変速ショックが大きく出ていたH41AのトッポBJターボ、
4速使用にみられる典型的な症状、
原因となるAT内のバルブボディーを交換しました。
DSCN3816.jpg
オイルパンを外すとプランジャーの後端部だと思われる
アルミの破片が4つ落ちてきました。
DSCN3825.jpg
バルブボディーは分解すると写真のようになります。
これを洗浄して組み直すだけならまだ難しいことはないのですが、
どこがどう駄目でというのが目視で判断できないというのが痛いところ。
またわれわれのところでは、バルブボディー部の部品としてメーカー側から
バラで支給してもらえる部品はソレノイドバルブ、マニュアルバルブ、
Oリング、オイルストレーナ、油温センサー、固定用ボルトといったところ。
写真で見れる状態での内部の補給部品はありません。
実質バルブボディーはASSY供給になるわけです。高額です!
でも考え方をかえれば、ASSY交換にすればまた長い期間、
トラブルフリーで乗れるわけですから逆にいいのかも。
交換後の試運転は良好で、スムーズな1、2速の変速、
DレンジやRレンジにシフトした時のタイムラグやショックも
やはり解消されています。
ストレーナー、オイルパンパッキンの同時交換はもちろん
ATFは三菱純正SPⅢを使用しました。