アクセルペダルを煽っていないとエンストしてしまう
という症状で引取りのCU2Wのエアトレック。
アクセルワイヤーのスロットルボディー側固定部には
調整しろがありますので、それをずらしてアクセルをあけた状態にして帰還。
今回の作業は、
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スロットルボディーを取り外しての清掃作業、
加えてメインとなるのがスロットルサーボモーターの交換です。
ステッパーモーターとも呼びますが、
エンストしてしまうときは正直正確なステップ数が読めません。
通常0~120ステップの間を行き来して、
アイドリングに必要なエアの通路の太さを変えています。
アイドリング時の参考値は2~25ステップ、
エアコンONで約10~70ステップぐらい上昇します。
0ないし120固定の場合は要点検です。
この制御のやり方はもう10年以上変わっていないですね。
交換した後はフィーリングだけでなく、必ずこのステップ数の確認が必要です。
加えて大事なのは冷却水温。きっちり完全暖機できるかどうか。
よく水温が低いままになっているだけなのに、
ステッパーモーターを交換したり、スロットルボディー上のTAS、
スロットルアジャストスクリューでアイドリング調整してしまったり。
水温も水温計でなんとなく真ん中付近だからOKではなくて、
正確に何度まで上がっているのかの確認も大事です。
数値を確認しながら試運転を十分に行って作業完了です!