朝冷え込んでいる状態で走り出そうとすると、
アクセル踏んでもスピードが出ないと入庫のMC11ワゴンRのF6Aターボ。
入庫時のお客さんがおっしゃるメモに目をやると、
GSでオートマオイルがドロドロのため詰まっていて
交換すれば症状が改善されるが
汚れがひどいため交換できない、と言われたとのこと。
確かに走行9万キロあたりですので、
GSでよくいわれる過走行の車両はATF交換するとトラブルになるため
してはいけないという約束事に当てはまります。
ボンネットを開けただけでのこのご意見、油圧もしくは油温が上がるまで
オートマのパワーが出ていないということの意味でしょうか、
とにかく1から症状確認、点検開始です。
昼間暖かい時間に乗る分には全く違和感を感じませんが、
翌日朝1番でまさにこの症状は確認できました。原因は、
DSCN2204.jpg
プラグコードのリークによるものでした。
写真のちぎれた部分、3番コードのキャップとの接続部が青錆で、、、
責任の問われない安直な意見はたくさんです。
私共は残念ながら修理できたかどうかの事実だけが残ります。
たとえパンク修理であっても、難しい電気の診断だっても
預けていただける車両に対しては
どの車両も真剣に向き合わないといけないと感じます。