ヒーターがきかなくてむちゃくちゃ寒いと入庫のMC11ワゴンR。
確かにぬるい風が出てきています。
ブロアファン全開だと夜になると逆に寒いのではといった感じ。
まず風量を確実に確保するためにエアコンフィルターを交換。
ごみがびっしりと詰まっています。
次にエンジン冷却水温の点検。ヒーターはエンジンの冷却水経路を室内に取り入れて
ファンを回して温かい風を出しています。
冷却水温が低いままだともちろん温かい風は出てきません。
モニターをつないで水温を点検。暖気に時間がかかっているし
適正水温まであがりきらない。年式も考えてサーモスタットは交換。
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早く完全暖機できたほうが燃料の噴射量も少なくてすみますしね。
それからヒーターコアがしっかりと通っているかの確認。
室内にある冷却水経路がヒーターコア。コアへの行きと帰りのヒーターホースを
外してエアでブロウ、水道の蛇口からホースをつないで水を流します。
しっかり通りました。これで冷却水を注入してエンジン始動。
しばらくすると熱い風が出てきました!完了です。