昨日の休みは一日大変でした。
お客様のN様に以前から釣りにいかんかーいかんかーと誘われていまして
今回は予定がうまくあったので参加することにしました。
(メンバーはおっちゃんばかり8人、うち初心者3人)
とはいうものの私は生まれてからつりなどほとんどしたことはありません。
幼稚園か小学生の頃におじいちゃんに連れられて
人工島でさびきを1、2度したのを覚えているぐらいです。
行くとはいったは不安の方がずっと勝っていました。
当日は朝5時半に集合して(4時半には起きてた)網干へ!
1時間ほどで到着し、すぐに渡しに乗ることに。海は見事に時化でございます。
渡しに乗ったにはもう帰れません。船はぐんぐんスピードをあげますが
恐ろしいほど跳ねます。みるみるいやな汗がでてきます。
そろそろやばい、そろそろやばいと思い出したその頃、
30分ほどかかってやっと家島の釣堀に着きました!
着くなり時間はあわただしく流れ、8時にヨーイドンでスタート!
さおを入れた途端、いきなりかかる!釣り上げたら間髪いれず、
おっちゃんが「もたもたしとらんと糸切って次放り込まんかい!」と
まくしたてるので必死で釣ります!連続で3尾の鯛を釣り上げると
もう3、40分が経過、やや落ち着いてきます。
なんやよーわからんまま始まったなー?と振り返っていると、
それからはじっくり勝負になる模様。
それからはなかなか釣れません。12時半まででしたが鯛がもう一匹
釣れただけでした。あと2匹ほど逃がしたときはおっちゃんたちに
「あほ、ぼけ、だぼ!」の連発です!みんな釣りしとるときはがら悪い!
後でわかったのですが、どうやら最初の1時間が肝心だったようです。
最初に釣れるだけ釣って、後は大きいあおもんを狙うのだそうです。
釣堀と聞いてなんやーと思うかもしれませんが、なかなか奥深い!
たしかにお金出してるから釣れて当たり前かもしれませんが、
一つの堀に10人~25人がいっせいのーで釣り始めるのですから
大変なバトルな訳です。堀の中の魚を誰がどう取るかです。
言い方をかえれば一人勝ちもあるという事です。
先に言っといてよーという感じですが、ばらしちゃ勝負になりませんよね。
荒れた天気の中で釣れた事にやや満足しつつも、帰りはまた荒れた海を渡らなければなりません。げんなり。
しかし今回は誘っていただいたおかげで知らない世界を垣間見ることができました。
日本人の趣味はほんと釣りかゴルフに二分されるのでは?なんて思いました。
こんな天気にも関わらず、200人を超える人が船に乗っていくのですから。
ちょっと私には理解不能な部分もありますが、N様のように自分の好きな趣味によって
声をかけてメンバーを募り、準備も万端にして、
自分の輪を広げられるという事は素敵やなーと思いました!
そして晩は偶然にも別のお客様から城之崎土産のかにをいただきました。
子供のおくい初めを予定していたので、鯛に蟹にと豪勢になりました!
豪勢な料理を前にしながらも一日海の上でいたのですから
座っていても立っていてもずっと体が揺れています!
万が一悪酔いしてはイカンとその日はおいしいお酒は我慢しました(残念)。